ザ・ドリームマッチ2010の感想

明けましておめでとうございます。

5時間長すぎ。ネタ時間は1組6分前後。でも、不思議なことに面白いと飽きずに見られるんですねぇ。何組か早送りしてやろうかと思いましたけど(笑)


サンド富澤×FUJIWARA藤本 コント「飛行機」
ベースはサンドウィッチマン。というか、サンドのコントをフジモンが代わりにやったそのままでしたね。きっと、伊達だったら「はさみ」ではなく「だ〜て、だてだて伊達ちゃんです」をやったんだろうね(笑)。でも、フジモンは誰が相手でもしっくりくるんだろうなぁ。


バナナマン設楽×おぎやはぎ矢作 コント「友達を傷付ける方法」
「epoch TV square」で以前にやっていそうなコントだった。というか、ドリームマッチなのに宇田川かよww。設楽って、ドリームマッチでも必ずバナナマンのコントになるよなぁ。でも、バナナマン好きだからいいけどww。そして、矢作も「ツッコミ」ではないからはまり役。また、日村でなく矢作だとブラック度が増すなぁ。おぎやはぎの漫才自体、設楽の影響受けてるような気がしてきた。


オードリー若林×友近 漫才「同窓会」
オードリーベース。ただ、若林は先輩なんだから「コントやりたいんです!」って言えば良かったのに。でも、僕は西尾一男が好きなので、十分に楽しめましたけど。2人の器用さ・上手さが目立った漫才。そして、オードリーの漫才は相手が誰でも当てはまる素晴らしいフォーマット。ボケを泳がすって大発明だよなぁ。


千原兄弟せいじ×次長課長河本 コント「妖怪せいじ」
酷い。放送カットでも良かったレベル。


NON STYLE石田×チュート福田 コント「ストーカー」
逃げるなよ。漫才だろ!どう考えても。石田は若林の時は即決で漫才と言っていたのに、今回はコントに逃げたということは、福田を評価してないってことなんだろうなぁ。コントも漫才師がやるコントって感じだった。まぁ、その通りなんだけど。オチも読めたし。オチを考えながら見ているってことは、満足するコントではなかったってことだろう。


東京03×サンド伊達 コント「世を忍ぶ仮の姿」
ベースは03.僕は東京03は贔屓目に見ちゃいます。それを認めた上でも、とっても面白かった。「魅せるコント」。展開も上手いしなぁ。これは全く読めなかった。というか、視聴者を見入らせて、オチを想像させる時間を与えてなかったと思う。上手い!


チュート徳井×フット後藤 漫才「漫才コントがしたい」
ベースはチュート。そして、偉い!漫才だ!って思った。今回の中では個人的にダントツだったと思う。あれこれ書かなくても、全員納得だと思う。そして、ドリームマッチらしいネタがようやく登場した。


次長課長井上×ロッチ中岡 コント「職業案内所」
次長課長ベース。今回で確信。次課長のコントのベースは井上が作ってるんだなぁ。そして、それを持ち帰った河本がボケやギャグを考えて、井上に本番でぶつけるって形なんだろうな。中岡は上手いけど河本ほどのキャラではなかった。河本・ウドには敵わないな。というか、井上もそれをわかってるから春日・中岡・友近辺りのボタンを押していたのかな?しかし、井上の「椅子と机があれば何でもいいんです」って言葉に凄みを感じた。次課長は河本じゃなく井上の方がコント師としての技量があるのかもしれない。河本は井上のマリオネットなのかも。


フット岩尾×ハリセンボン コント「鶴の恩返し」
3人ブサイクだとブサイクネタは使えないww爆発を期待したのですが、しっかりとしたネタ構成。ただ、想定の範囲内だったなぁ。もっと爆発を期待したんだけど。でも、今回のネタを全体的に見れば、残り物には福があるコンビだった。


FUJIWARA原西×バナナマン日村 コント「バイトの面接」
FUJIWARAベース。勢いのあるギャグとその勢いに乗っかる台風のようなツッコミ。ボケとツッコミでタイマンはってるようなコントだった。


オードリー春日×ケンドーコバヤシ コント「プロレスラー」
ケンコバベースだろうな。そして、春日はドリームマッチで今回も新しい一面を見せてくれます。やっぱり、春日はキャラに固執してないよな(笑)そして、何でも面白がってるよなぁ。スベることさえも何処かで楽しんでいそう。心は、本当にさんまさんレベルだと思う。個人的には、ポンコツとかユニーク仕上げとか言われているけど、それは若林が極端に上手いだけ。春日も普通に上手い。前半は馬鹿馬鹿しくて楽しい・面白いけど、ロッカールームで失速。惜しい。


おぎやはぎ小木×TKO木本 コント「エアコン掃除」
う〜ん、木本がTKOのコント持ってきて、小木がそれに漫才でやってるキャラ載せただけでした。しかし、小木はこういうコントでも色が出せるから凄いのかな。ただ、これ木本の変わりに矢作だったらもっと上手くやってたんだろうなぁ(笑)木本が小木から逃げてしまった印象。


千原兄弟ジュニア×ロッチコカド コント「CM撮影」
これ、千原兄弟そのものだよなぁ。ジュニアって、しっかりとセリフをしっかりと紙に書いて、アドリブで面白いもの見つけたら、それもまた紙にきっちりと書いてもう1回やってみる。きっちりとした練習量が見えたネタだった。漫才で出来そうな要素が一切入っていない「THE コント」のベーシック。


TKO木下×NON STYLE井上 コント「フォークデュオ」
TKOベース。井上のイキリキャラが活きるなぁ。というか、このネタだと木本より井上の方がしっくりくる(笑)ただ、一言「今日が初ライブだったのに」を入れるだけで、設定にリアリティが生まれたとは思う。

[総評]
個人的順位は1位徳井×後藤、2位東京03×伊達、3位若林×友近。ただ、ジュニア×コカドが優勝というのも理解できる。審査員ウケがいいネタだった。

悪かったのは、せいじ×河本、小木×木本。そして、漫才から逃げた石田×福田ですかね。