R-1 ファイナルステージ

簡単に。
山田よし
途中詰まったけど、トップバッターとしての役目を果たしたのではないかと思う。ただ、やっぱりサバイバルステージを勝ち抜いてトップバッターは可哀相じゃない?毎年前説扱いになっちゃうじゃん。せめて、敗者復活者も抽選で決めてあげようよ…。85点

バカリズム
どうしてこのネタを…。R-1向きじゃないよねぇ。今年で卒業ということで切ない気持ち。80点

いとうあさこ
やりきったなぁ。それしかないでしょう。とにかくやりきった。待ってました!って感じで裏切らないしね。R-1はお客さんを裏切らないっていうのが結構重要だと思う。90点

グラップラーたかし
よく出来たネタだ。ただ、決勝にいけるようなネタじゃないよなぁ。たぶん、こーゆー、「複数の有名人のモノマネをする人の枠」っていうものが今回は存在したのかもしれない。宮迫!レパートリー少ないとか言うなよ!78点

川島明
おもろいけどさぁ。いちいち席移動して間が空くのはどうなの?それこそ、フリップで絵見せてやった方が良かったよなぁ。いつここみたいな感じで。ここも決勝レベルじゃなかったと思う。宮迫、ほとんど知ってたとか言うなよ。82点

我人祥太
審査員の評価が低かったですね。伊東四朗の言う明るい笑いってモノのみが笑いではないと思う。R-1って、M-1やKOCと比べて既存の枠組みってものが存在しないと思うんですよね。コントやってもいいし、漫談やってもいいし、フリップやってもいいし。だから、明るい笑いじゃなきゃダメっていう制限も無い。ブラックなネタやってもいいんですよ。なので、こーゆー新しい切り口のネタは良い評価を受けるべきだと思う。そして、宮迫!キャラ仕上がってるとか言うなよ!92点

なたぎ武
点数高い。僕はイマイチ。高田純次の「なたぎ武だけで50点持ってる」っていうのはあながち外れてないよなぁ。なたぎ武はもっとハードパンチャーなネタを期待していたのに、テクニックに走るネタをやった感じがするね。R-1もM-1と同じく飽和を迎えている現状を感じたネタでした。75点

エハラマサヒロ
あらびき団でも披露した塾講師のネタ。最後に上手くまとめるネタは非常に好き。とりあえず、バカリズム・なたぎ武と違いきっちりと「勝つためのネタ」を披露したことが素晴らしいです。88点

あべこうじ
いやいや、この出来なら1位通過だろ!って思ったら2位通過。何故だ?って思って録画で採点を見直してみたら、板尾さんが83点なんですよ(苦笑)。そのせいでした。とりあえず、最終決戦制度になって良かった〜って思います。くすぶっている空気がここで跳ねた!って感じですね。93点

最終決戦
エハラマサヒロ
エハラが優勝するためには、2本目があるかどうかだったと思ってたんですけど、予想通り無かった(笑)。う〜ん、やっぱりコント形式で動きが少ないっていうのはR-1では厳しい。ダンスも1本目に比べるとねぇ。84点

あべこうじ
いや〜、素晴らしいんじゃないですか。他力優勝を勝ち取れるネタだったと思います。94点

なたぎ武
ただ単にボケである目覚まし時計に突っ込んでるだけじゃん。こーゆーネタだったらもっと上手い人は大勢いるって。ネゴシックスとかさ!72点


あべこうじが優勝。そして、板尾さんだけエハラ(笑)。

[総評]
優勝有力選手がことごとく失敗するなかで、きっちりとベストを出して勝ち取った。というか、あべの出来は普段通りで、そのあべを越える人がいなかったというのが全てだったと思います。決勝よりサバイバルステージの方が盛り上がったというのが、今回の全てだったのではないでしょうか。(前回の最高得点が683点であるのに対し、今回の最高点が661点←これは前回だと7位の得点なのです。そして、あべこうじは前回より5点低いだけという安定感。)とりあえず、今年はあべこうじが優勝で嬉しいというよりも安堵感の方が強い。それだけ、レベルが低い大会だったとも言えます。M-1におけるチュートが優勝した年のような感じ。

なたぎの代わりに友近川島明のかわりにアナログタロウグラップラーたかしの代わりに山田よしをストレートであげるべきだったと思う。そして、友近がストレートインしていたら友近が優勝だったんじゃないかな〜…なんてね。

そして、R-1も過渡期に入っている感じがします。1つの歴史が閉じたのかもしれません。その中で、新しい光というのが我人とGたかしだったのかなぁ。

とりあえず、番組進行もグダグダだったのがなんだかなぁ。あんだけ時間余るなら、優勝者インタビュー差し込めばよかったじゃないか?