日常M-1

かしゆか誕生日。

クラブW杯。ガンバ粘ったねぇ。マンUは10人になって逆にカウンターで決めたって感じ。マンソとボラーニョスはJリーグでみたい選手っすね。神戸は大久保売った資金で獲得に動けば?もう、こんくらいでいいでしょうか?正直3決は後半しか、決勝は残り30分しか見てないのですよ。録画すっかり忘れてしまったので。

Jリーグアウォーズ。マルキMVP。小川新人。これは納得。しかしねぇ、ベストイレブンに大分の守備陣が1人も選ばれていない。これは、どうなんですかね?フロンターレは憲剛のみでした。谷口も活躍したけど、まぁ、小川の方が上でしょう。

mixiで敗者復活の感想を書いていったので、こちらでは決勝の感想をダラダラと。まず、上位3組の予想順位が、まったくその通りになりました。ノンスタ・敗者復活枠・ナイツ。これ、ビデオで見返してみたら100万円当たる予想順位5番目だったんですよ。ナイツを軸にしている人が多くて、次がノンスタを軸にしている人が多かったみたい。事前に関西では前夜祭みたいなのが放送されていて、その中での予想1位はキンコンだった。んで、何が言いたいのかというと、きっと関西圏の人はキンコンに優勝して欲しい。だけど、現実として厳しいだろうなぁ〜ってわかってたんだろうね。それにしても、去年のブログで来年みたいな〜と書いた(http://blog.livedoor.jp/ukicyun/archives/50345891.html)ノンスタが優勝するとは、感慨深いのです。オール巨人師匠が言う通り、数年前から決勝に来れるに決まっているコンビだったのですから。

感想。
ダイアン。噂で聞いていたサンタクロースネタ。準決勝と同じ。(たぶん2本目が寿司ネタ。)トップバッターが不利にしか働かなかった印象ですね。本当に盛り上げ役になってしまった。しかし、ここ数年では1番の盛り上がりを見せたトップバッターだったと思う。

笑い飯。ここも準決勝と同じ。(2本目はアリさん?)原点回帰。マタドールでもっと引っ張ればよかったのに。過去のM-1で、4分の漫才というよりも、2分の漫才2本見た気分って審査員が(松本さんかなぁ?)言ってたけど。僕はそういう印象だった。ダイアンより低いかな?って思った。

モンエン。もう、すみません。単純に嵌らなかった。たぶん、構えすぎたのかも。「ネタが見たことなかった」且つ「M-1仕様じゃない感じがしてしまった」せいかもしれない。きっと、年末年始で見たら笑えると思います。

ナイツ。噂の宮崎駿ネタ。会場の盛り上がりがイマイチに見えた。たぶん、土屋さんの緊張が、お客さんにも伝わったのかなぁ。ツッコミがいつもと違う感じ?いつもは一段高いところからいなす感じで突っ込むのに、今回はそうじゃなかったというか…それは、「なんとか全部のボケに突っ込めた」というコメント通りだと思う。それでも、意外と点数が伸びた印象。城や眼鏡でM-1仕様にしてきたおかげだと思う。

U字工事。もう、完璧だったんじゃないかな?それだけに、点数が伸びないのが意外だった。今の若者って日本地図を理解してないらしいんですよ。だから、栃木と茨城がとなりにあったり、群馬や埼玉の位置も分かってなかったりするのかなぁ?たぶん、わかってないと面白さって少なからず減っちゃうから。審査員は客の笑い声も少なからず重視しますからね、中田カウスさんを筆頭に。

ザパンチ。緊張。もう、おぎやはぎみたいに今後のネタにしちゃって下さい。

ノンスタ。完璧だった。だからU字工事みたいにならないか不安だった。でも、ウケた。M-1のために1年かけてマイナーチェンジした漫才だった。井上のイキリを捨て、石田のウザキャラを前面に押し出した。それは去年から一緒で、去年は疑惑の準決勝敗退だったけど、それでも変えなかった。そして、いちいち太ももを叩くという石田のウザキャラを更に前面に押し出して、更なるM-1用のマイナーチェンジをした。この太もも叩きを笑いのテンポとして、受け入れられるか受け入れられないかで感想は別れるのかも。

キンコン。去年と比べると見劣りした。キンコンってノンスタ以上に正統派だから。そして、こだわるあまりにM-1仕様にはなってない感じがした。僕はノンスタは大好きなんだけど、キンコンはそうでもない。なぜかわからないけど。でも、去年のキンコンは凄く笑えたし好きだった。そして、今年はそうでなかった。そうとしか言えない。

オードリー。ここも完璧。M-1用に仕上げてきました。プレハブとか春日ワールドって夏に見たときには引越しネタには入って無くて、別のネタに組み込まれてたんですよ。それは、きっと舞台やテレビを重ねて、お客が大きく笑う所だけをピックアップしていき、引越しネタをベースとして上手く組み込んだ。もう、まさにM-1仕様の漫才でした。そして、噛んだのも優位に働いた。たぶん、噛んでなかったらノンスタより点数低かったんじゃないかな?

完璧だったノンスタ・オードリーに加え、客ウケが1番良かったナイツが勝ち上がったという印象。僕的には、オードリー・ノンスタ・U字工事・ダイアン・ナイツ・笑い飯モンエン・ザパンチ・キンコンという順位。

最終決戦。
ナイツ。もう、1本目にネタ振りをしているとは!これが、記者会見で言っていたM-1仕様の中の最大だったのでしょう。しかし、他の2組のM-1仕様に比べると弱い感じは否めなかった。

ノンスタ。ここも1本目との被せ!そして、ウザキャラで押し切った。イキリ中心にして変化をつけてくるかな?と思ったが、見事です。ファンとしては、井上のイキリも垣間見れ、とても満足。

オードリー。ずれ漫才だから。あくまで、根幹はボケツッコミを突っ込むという形式だから。違うテーマを扱っても、焼き増しに見えてしまう危険性がある。だから、1本目と2本目は変化をつけなきゃいけない。そして、そんな飛び道具で目途が立つのは選挙演説ネタ。予想通り。しかし、オンバトを見た時と同じだった。きっとストレートインしていたら、多少M-1仕様に準備してきたであろうけど、それはしょうがない。

伸介・上沼・巨人の3人がノンスタ、カウス・大竹はオードリーに入れるだろうと。そして、松本・リーダーの内1人はノンスタに入れるだろう。だから、ノンスタだろうと予想。4−3になうような気がしたが、2人ともノンスタだった。

最後は、どれだけM-1用になっているかの差だったと思う。オードリーがストレートインで、選挙演説ネタも準備出来ていたら。噛んだのが2本目で、1本目のような対応が出来ていたら。オードリーだったかもしれません。

吉田豪が今年のM-1はレベルが低かったと言っていた。しかし、僕はレベルが高かったと思う。それは、豪さんが最高点を重視するのに対し、僕は平均点を重視するからだと思う。人それぞれの捉え方があっていいと思う。それが祭典。

偉そうなコメント。読む必要はありません。
今回、ノンスタが優勝というのは僕の中では、結構妥当な結果だと思っているのです。しかし、やっぱりmixiのコミュやブログを見ると不満とか納得していない人が多いんですよね。その中の多くが、「オードリーの勢いの方が上だったのでは?」というもの。そして、肯定派の人の反論は「オードリーは、漫才から逸脱し過ぎている」というもの。

でも、僕はそういうのはあまりにも酷じゃないかと思うのですよ。そんな事いったら、アンタッチャブルサンドウィッチマンの漫才コントも、漫才の形式から逸脱している例ですよね。そして、漫才コントと比べると、今回のオードリーの選挙演説ネタも許容の範囲内だと思うのですよ。

しかし、オードリーのネタは正統派漫才では無い変形という点は事実であって。そして、変形漫才は、正統派漫才よりも明らかに大きな笑いを生み出さなければ、より高い評価にはならないという点。そうじゃないですか?天才は評価されなければ、ただの奇人に過ぎません。スポーツでも、外国籍の選手と自国の選手で能力が五分五分の場合、絶対に自国の選手を使いますよね。それと一緒なんですよ。正統派という王道が存在するのだから、アウトサイダーはそれを巨大な力で制圧するしかないのです。(しかし、オードリーにはその力が十分になると信じています)

そして、島田伸介委員長が言っていたコメント「同等の評価だった場合、敗者復活は優勝できない」これを加味します。これは当然なんですよね。敗者復活であがってきたということは、この日敗者復活参加者約60組の中で1番面白いと評価された。観客はどう考えても受け入れ態勢になって、会場はホームになります。(当然、ハードルもあがってしまいますが)そして、最終決戦に残ってしまえば、誰でも頭の中に「敗者復活からの逆転優勝」というメイクレジェンドを思い描きたくなりますよね。ましては、去年それが現実になっているのですから。

このような事考える方がおかしいって思う人もいるでしょう。だけど、加味しなきゃいけないと思うのですよ。だって、審査競技には基準がなきゃ評価できない。フィギュアスケートは明確な審査基準があるんですよ。しかし、漫才には様々なタイプがあって、明確な審査基準が設けにくい。その中で基準を設けるとしたら、上に書いたような抽象的なことしかないと思うのです。(だけど、審査委員長が「もう、決めるのは好み」という公言をしてしまうのはどうかと思います。だって、最終決戦で伸介さんがノンスタに入れることは視聴者も勘付いてましたよね。そして、松本さんも相変わらず伸介さんに寄せた審査をしようとしていることも。オードリーの時の松本さん、明らかにコメントしずらそうでした。)

そして、これを加味した上で、最終決戦のオードリーがノンスタを越えているとは思えないのですよ。だから、妥当だと思います。確かに、勢いはオードリーでしたけどね。そして、島田伸介や上沼恵美子のいうよな圧倒的な差は絶対にありませんでした。そして、オール巨人上沼恵美子のノンスタびいきが無意識に働いた可能性がないとはいえません。

まぁ、こんなに長く書きましたけど、大竹まことさんがラジオ内で、「オードリーよりノンスタの方が若干客の笑い声が大きかった」と言っていました。テレビ観覧組と生観覧組では漫才の印象・ウケって違うものですからね。テレビ観戦の人達が、偉そうに審査に文句言ってもしょうがないのかもです。

こんなこと書いた僕ですが、大のオードリーファンですからね。今年の6月に行われた前売りが6枚しか売れなかった伝説のイベント「春日NOW」にも参加したのですから。今回の審査に納得していない皆さん、いいじゃないですか。来年、オードリーが優勝する夢を楽しみに1年過ごしましょうよ。きっと伸介さんも評価せざるを得ない漫才を作ってくると期待しながら。

しかし、毎年敗者復活組は暴れまくりますね。最終決戦進出確率って凄く高いような気がする。でも、それってある意味必然なんですよね。敗者復活組は、その日の1番の出来のコンビが選ばれるのですから。ファイナリストは、その日の出来がよいとは限らない。中には暫定3位が可哀想と思う人がいるかもしれない。だけど、仕方ない。単純に当日それ以上の結果が出せなかっただけなのですから。そして、敗者復活は無くしちゃいけないものだと思うのです。だって、お客さんが審査員なのですから。準決勝より審査に透明度がありまくります。そして、M-1の前座として、これだけの面白く豪華な漫才が見れる。なんて幸せでしょう。

そして、上戸彩の司会は上手かった。小池栄子と違って、全然噛んでなかったし、フォローや合いの手が上手い。驚いたのが笑い飯の時の「修理ですよね」と敗者復活決定した時に「うぃ」と言ったこと。もう、褒めるしかありません。来年もこのコンビでいいんじゃないでしょうか?

どうですか?3時間近く書きましたよ。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。もう、明けてクリスマスイブです。今日は横田カオリンのラジオを明け方まできいて、寝て、昼過ぎに起きて買い置きしてあった漫画や録画しておいた番組を見れば、あっというまに夜ですよ。そして、25日は「僕は24日に祝ったから」と思い込んで、普通に生活すればいいのです。明石家サンタが唯一の楽しみです。木田選手とショージさんの今年のプレゼントは何でしょうか?

年内の大学が終わりました。1月は週末がゼミで大変です。