26時間テレビにおける「司会者」島田伸介について

もう、フロンターレ負けたし。このタイミングでナビスコ鹿島でクラシコっすか…。もう意固地にならず憲剛ボランチで修正を。あと、決定機に芝に足取られるとか…パウリーニョの見事なダイビングでPKとか…5試合勝ち無しって…。

そんなこんなで。

今年の26時間テレビを今年も結構な時間見た。具体的には、深夜帯(タマフル聴き終わりの24時半〜かま騒ぎまで。)をフルと午後は番組対抗ヘキサゴン・三輪車レース後をワンセグを駆使してちょくちょくと見ていた。


この番組における島田伸介は明石家さんまより好みではなかった。もっと言うと、今田耕司よりも。

その顕著な例が「番組対抗ヘキサゴン」だ。この番組における島田伸介の対応は酷かった。まず、伸介のヘキサゴン愛が尋常じゃなく画面から溢れすぎていた。というよりは、はねる・レッドシアター芸人とのカラミを拒否していた。そして、ヘキサゴンメンバーには比べ物にならない程、時間を費やしていた。ペアで答えるクイズはそれが顕著だった。

特にレッドシアター芸人における対応は酷かった。伸介がレッドシアター芸人をいじる時は、必ず今田耕司を経由していたのだ。というか、すべて今田に押し付けていた。そして、はねるメンバーにおいては、ドラドラ鈴木の壮絶なボケを「ダメ!イカン!」で切り捨てているだけだった。

これが、明石家さんま今田耕司との大きな違いである。さんま・今田は絶対に自らが触れていく形なのだ。そしてスベッた芸人のフォローとして「ノリツッコミ」や「更なるボケ」を多用する。この2人は、自ら戦場へ出て行く。

しかし、伸介は違う。スベった芸人に対して「お前、滑ってんねん」という切り捨てるツッコミなのだ。そして、そのフォローを品川・フジモンに投げている。おそらく、島田伸介という人物は「自分を好きでいてくれる人が好き」というタイプなのだろう。そして、キャストの起用は「即戦力」か「0から育てる」を希望する。完全な王様司令塔なのだ。自分の得意分野でないと前に出ない。

この違いは「今夜も眠れない」後の深夜帯に顕著に現れている。

去年、さんまは若手芸人のネタ見せ型の番組で、積極的に絡んでいた。

一方、伸介は「かま騒ぎ」を復活させ、あくまでヘキサゴンメンバーのを中心に据えた。その結果、若手枠のはんにゃ金田の女性の話では、全く話に加わろうとしていなかった。そして、フルポン・オードリー・よゐこなどは空気と化していた。結局、「かま騒ぎ」内で伸介が話し始めたのは、フジモン弄りからの熱愛裏話のみであった。誰が「かま騒ぎ」でいい話を望んでいるのだ?

現在の島田伸介は「面白くていい人」ではなく「いい人で、ついでに面白い人」になりたがっているのだろう。それでも、あの「弄り芸」お笑い筋肉は相当ですが。

三輪車レースの後の数々なるインタビュー中継。感動の押し売り。

結局、今回の26時間テレビは島田伸介率いるヘキサゴンファミリーに対する、壮大な接待企画だったと僕は思う。

あくまで、26時間テレビに島田伸介色が強すぎるのはどうかな?ということです。

来年は、是非とも今田耕司の司会を希望する。そして、「今夜も眠れない」でビートたけしの弾けっぷりを来年も見たいのだ。

その際には、クリス松村アンガールズ山根のイカダ中継。これもお願いします。ツボでした。

そうえいば、東野さんが今年も出ていなかった(笑)