ミッドナイトレポート

静かな場所が好きだ。涼しい場所が好きだ。だから、夜は好きだ。
深夜2時。母親はクーラーのあるリビングで涼しみながら寝ている。父親は毎日学習せずに、寝返りを打つ時に箪笥に足をぶつけ、呻いている。弟は、母と同じくリビングでソファーに寝転びながら見ていたであろうスカパーを消さずに寝てしまったようだ。
僕は、部屋を出て、リビングのクーラーを消し、洗濯したが干していなかった洗濯物を外に干す。そして、ペルセウス座流星群が見えないかと空を見上げる。しかし、曇り空。見えんだろう。見えんかった。
去年も一昨年も、夏休みには流星群を見ようとしていたような気がする。見ようとしていた時には、天候を不安視していても、結局晴れていたはずだ。だけど、今年は曇り。曇り空だ。
家の中に入り、テレビのチャンネルを回す。この時間帯に熱闘甲子園。珍しい。何事もそうだが、全力で必死に何かをする人の姿には人を惹きつける力がある。魅せる力がある。駆ける力がある。
流星群は明け方にもう1度ピークを迎えるらしい。それまでに空は晴れるだろうか?雲が覆っているのだとしたら、自転車で晴れ空まで駆けてみるのも。悪くない。悪くない。
そう、今日、正確には昨日、大学の残っていたレポートを提出し、遅ればせながら無事に夏休みに突入しました。そして、自分を偽るということは、自分の現状に納得がしていないことだと気づく。当たり前のことだけど。正直に自分を晒す程、僕はまだ出来た人間なんかじゃないんだから、自分を偽る現状にいつか追いつく何かをしないといけない。

とりあえず、何かでっかい事してやろう。きっとでっかい事してやろう。

PS,嵐の新曲がカッコイイです。好きです。