アイドルブレイク変遷期〜多様化時代

とても簡単に。最低限度を端的に。


そもそも、アイドルポップスとしての不可欠な要素は大きくして2つの強度ある。それは、大衆性とジャンルの強度だ。

そして、2000年代は主に「ジャンルの強度を追求したエイベックスなど大手事務所VSアイドル前者の強度を追求したハロプロ」の構図が出来ていて、結果ハロプロの圧勝。しかし、大衆性は流動的なものなので、それに依存し過ぎた結果、ハロプロが失速。その好機に、両方の強度を高レベルで持ったPerfumeが台頭・圧勝の構図に。これが現在。

そしで、Perfumeの1番の凄い点は、テクノという大衆性の無い分野なのに大衆性を持ちえたこと。そして、この大衆性というのは事務所のプッシュ力以上に、ファンの口コミやマイナー雑誌のアイドル批評から広がって、木村カエラ等のコメントで一気に火がついたという点。

つまり、「書く努力の5倍、売る努力をする」と公言してるのは勝間和代だけど、この売る努力を、事務所によるメディア露出ではなく(批評家・評論家を含む)ファンがやってのけてしまった!ということが21世紀らしいアイドルと言われる所以だと思います。

ただ、「中田ヤスタカプロデュースのアイドル」であるが故の問題点が浮き彫りになってきたかな〜と思います。いや、問題点とまでは言わないですけど。それは、最新アルバムの△に出てきていると思います。

最後に、アイドルとして異端であるジャンルの強度だけをひたすら高めているCutie Paiの動画を載せて。

とりあえず、Negiccoのメジャーデビューが楽しみなのだ。あとはAiraがどう進んでいくかも。