本のキロク

すべて奥田英朗氏。

東京物語。奥田氏の自伝的小説。「レモン」「彼女のハイヒール」が良かった。

ララピポ。どーしょーもない。くだらない話。笑えないブラックジョーク満載で、結末は全てバットエンドという…。一応、話をリンクさせていて、一応「この物音は、実はこの音だった」みたいなことが発覚するんだけど…その事実自体「どっちにしろじゃん!根本は一緒じゃん!」みたいな。たぶんね、キルビルと同じことだと思う。「とりあえず面白がればいいじゃん!」って感じ。後、親子丼っていう用語を始めて知った。映画を見てみたい。

空中ブランコ。ララピポ直後に読んだので(笑)「空気を読む」ことが重要視される世の中に対する、一種の反論のような小説だと思った。「空気なんて読むなよ!その方が生き易いし楽しいよ!」ってことかな。「義父のヅラ」が特に良かった。